根拠のある自信と、根拠のない自信って言葉、ご存知でしょうか?

 根拠のある自信は「仕事でこんな成功を納めた! 俺は凄い!」みたいな明確な成功体験に基づく自身、根拠のない自信はそんな成功体験などなくても「俺は凄い!」と無根拠な自信を持つこと……と言われています。

 根拠のある自信はその根拠となる成功体験が揺らいでしまえば消えてしまうが、根拠のない自信はどんなことがあっても消えることがないので根拠のない自信を持てばポジティブに生きられる! と主スピリチュアルな界隈等で推奨される概念ですね。

 でも僕は、この根拠のない自信っての、マジでクソみたいな考え方で、ホントこれ言う奴くたばれって言いたくなるくらい嫌いなんですよね。

 今回は僕が何故根拠のない自信が嫌いなのかってことを書いてみたいと思いますね。

根拠のない自信を持っても、アンタ自身は糞のままだぜ?

 実は僕も以前は、この根拠のない自信っていう概念を信奉していたことがあったんですよね。

「明確な根拠がなくても自信を持っていいなんて凄く素晴らしい考え方だ!」って、そりゃもう目をキラキラさせていたんですよ。

 だから根拠のない自信を持とうと「俺はどんなことだってできるんだ!」と自分に言い聞かせて、根拠のない自信を現実にしようと思ってたんですよ。

 でもね、いくら根拠のない自信を持てたとしても、そこにいるのはなんの根拠も持ってない、クソみたいな自分でしかないんですよ。

 低収入・コミュ障・ヘタレでなーんの成功体験も持っちゃいない、どうしようもないクソみたいな負け犬、それが僕でして、そんな事実はどうやったって覆せません。

「俺はすごい! おれはやれる!」と言い聞かせたところで、ちょっとでも失敗すればすぐに「俺はなんも凄くないしぜんぜんなんもできんじゃないか……」って自分が情けないどうしようもない存在だということを思い知って、余計惨めな気持ちになることが続きました。

さて、オドオドしてしまうのは、実は自分がそれを今まで演じていたから、そうなってしまうというのが分かったら、実際「どんな時も堂々として冷静な自分」をどう演じれば良いかというと、

まず一番効果があるのは、「自分は堂々と今日からするんだ」と思う事です。

本当にたったそれだけで、劇的に効果が出ます。

普段は、無意識で行動しているはずですが、
今日からは、常に「自分は堂々とするんだ」と思ってください。

普段は、無意識で行動しているはずですが、
今日からは、常に「自分は堂々とするんだ」と思ってください。

 こちらの記事では、おどおどした自分が嫌なら「自分は堂々とした人間なんだ」と言い聞かせて堂々とした人間を演じられれば、おどおどした自分を辞められると書いてありますが、これもまた根拠のない自信に該当してると思います。

 実際僕もこの記事を見て「よし、俺は今日から堂々とした人間になってみせるぞ!」と言い聞かせて堂々とした人間になろうとしても

上司「おいお前! なんだこれは! こんなこともできねえのか!」

僕「え!? あ、あの……すいません……」

 と速攻でつまずいて挫折してしまい、全く効果がありませんでした。

 だっていくら「堂々とした人間」なんて根拠のない自信に基づく幻想を演じようとしても、これまで散々ダメダメな人生の中で出来上がってしまった、ヘタレで情けない負け組という覆しようのないダメな方の根拠があるんです。

 とってつけたような「根拠のない自信」なんて迷妄で、永久凍土より固いこの「駄目な根拠がある自分」を打ち崩すことなんてできません。

 これに気づいてから、僕は根拠のない自信という概念が信じられなくなりました。

自信がある人の「根拠のない自信」は結局「根拠のある自信」に基づいている

 ホリエモンさんや元キンコンの西野さんは、いつも好き勝手なこと言っては炎上を繰り返していますよね。

 あの人達がなぜあれだけ叩かれてもふてぶてしく堂々と滅茶苦茶なことができるのは、ちゃんと「根拠のある自信」を持っているからなんですよね。

 ホリエモンさんはライブドアの社長としてIT業界を牛耳る程の力を持っていたし、西野さんはお笑い方面でも一定の成果を出し、「えんとつ町のプペル」などお笑い以外でも成功を納めています。

 二人ともそのやり口に関してはグレーなやり方も多く、決して褒められたものではないかもしれませんが、それでもホリエモンさんと西野さんは紛れもなく金儲けに関しては天才としか言いようがなく、本人達も明確に「自分には金儲けの才能がある」と自覚しているでしょう。

 だからこそ、どれだけアンチに叩かれようとも臆することなく我が道を進むことができるし、その姿勢に惹かれて多くの人にまた支持されるわけです。

 ホリエモンさんや西野さんだけでなく、成功者として認められている人達は一見すると「根拠のない自信」を持っているように見えますが、実際は皆なにかしら「俺には〇〇で成功した!」という明確な「根拠のある自信」を持ったことがある人達ばかりです。

 しっかりとした成功体験があって「根拠のある自信」を持っている人が自分が挑戦したことのない世界に飛び込もうとするときに初めて「根拠のない自信」という概念を持ち出せるのであって、なんの成功体験もない人間には「根拠のない自信」なんてものはゴミみたいなハリボテでしかないのです。

「根拠のある自信」があれば、精神的優位に立ってマウントを取ることもできる。

  筋トレ社長の異名で人気を博しているtestosterone氏が、かってこんなことを呟いていました。

4.上司も取引先もいざとなれば力づくで葬れると思うと得られる謎の全能感

 滅茶苦茶過激なことを言っているように思えますが、筋トレで得た筋肉という明確な「根拠のある自信」があれば相手に対して精神的に優位に立ち、マウントを取ることも可能になるということですね。

 ZOZOの元社長だった前澤さんは自分を批判するアンチに対して「お前らがなに言おうと屁でもないし俺は月に行くからな」と一蹴して(炎上して)いましたが、「根拠のある自信」があれば自分より下の人間の言うことなど気にする必要もなくなるという好例だと思います。

「年収1000万」という根拠があれば「でもお前俺より稼いでないじゃん、ゴミだよねw」と自分より稼いでない人間の批判を蹴散らせるし「100人の女を抱いた」って根拠があれば「でもお前俺よりモテないよね、カスじゃんw」と自分よりモテない人間の批判を全否定できるわけです。

 自分でもなんだか最低の事を言ってるような気がしますが、今のご時世なんでもかんでもすぐに批判したがる人達やマウントを取りたがる人達が溢れています。

 そんな人達からの口撃で自分をすり減らさない為にも、人間的に褒められたやり方でなくても場合によってマウントを取る側に立って自衛する必要があるんです。

「闇金ウシジマくん」でも主人公の丑嶋社長は「奪るか奪られるかなら、俺は奪る方を選ぶ!」と言っていますからね。

真鍋昌平 闇金ウシジマくん 一巻

どんなにしょうもなくてもまずは小さな「根拠のある自信」を持とう!

「根拠のある自信」は「年収1000万」とか「女を100人抱いた」とか明確な数字があればある程大きくて強固なものになるのですが、成功体験がなんにもない、僕のような味噌っかすみたいな人間がそんなものをいきなり持てる筈がありません。

 なのでまずはどんなに小さくてしょうもないことであっても「根拠のある自信」を身につけることが重要です。

「筋トレをしたことで、俺は同年代に比べて少しだけど身体が引き締まってるし体力もある」

「汚かった部屋を掃除して綺麗にすることができた。おれは片付けができる人間だ」

 こういうちっぽけだけど「俺は以前の俺に比べて進歩してる!」という明確な「根拠のある自信」を持ち、自己肯定感を上げていくのは重要な作業です。

 勿論本当にスゴイ人からすれば「そんなんでいい気になってるとかバカじゃないの?」と一蹴されてしまうでしょうし、自分では進歩してるつもりでも周りから見れば全然そうは見えず評価も上がらず、逆に心を折られてしまうこともあるでしょうが、それでも自分で自分を肯定できるようになることは大事な一歩です。

 そうして積み重ねた「根拠のある自信」を、より自分の強みとして活かせる生き方にシフトしていくことが健全な成長なのではないかと思います。

 根拠が崩れてしまったら、また新しい「根拠のある自信」を築けばいいだけですし「根拠のない自信」なんか持つ必要はないのです。

 僕自身もまだまだ「根拠のある自信」を持ててはいませんが、それでも腐らずに「根拠のある自信」を積み上げていきたい次第です。

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