こんばんは、そしてはじめましての方ははじめまして。

 僕は半年程前から、色々あってそれまで住んでいた神奈川を離れ、北海道の実家に戻って生活しています。

 コロナの影響を奇跡的に受けずにいた当時の職場もいよいよコロナの煽りを避けられなくなり、仕事も目減りして先が見えなくなり始めた頃、実兄が会社を立ち上げたので、そこを手伝うことになりました。

 今回はそんな北海道の地元で過ごして感じたことについて書いていきたいと思います。

ぶっちゃけ地元キツイです

寒い!

 一番キツイのはこれです。

 北海道なんだから当たり前なんですが、とにかく冬が寒いんです。

 僕の地元である苫小牧は雪が少なく、生活する分には楽な街かなと思うんですが、雪の多い札幌など他の地域に比べると、冬の気温は低く、寒いです。

 雪が降らないと寒くなる理由は諸説ありますが、地元は雪が少ないから温かいなどと思いこんでいた馬鹿な僕は札幌に住んでいる友人から「いや、普通に苫小牧のが寒いやろ」と言われて心底驚きました。

 そして今僕が勤めている兄の会社は住宅の基礎を作る仕事をしており、バリバリの外仕事ですが、冬の外での仕事は本当に寒くてキツイです。

 防寒着を着ていても身体は震えるし、手足もかじかんでしまうので、只でさえ要領が悪いのに寒さで手が震えて余計要領が悪くなってしまいます。

 ここ数年、関東でやっていた仕事と言えば倉庫の中での仕事が殆どで、寒いのは通勤のバスを待つときくらいでしたが、関東の温かさにすっかり慣れて、道民なのに北海道の寒さを忘れていた僕には中々キツい洗礼でした。

 

 

生活でのコストが高い!

 地方都市は大体そうでしょうが、苫小牧は車社会です。

 関東ではバスや電車のような公共機関が山ほどあったので、車を持っていなくてもどうということはないし、必要なときにカーシェアリングなどを使って車を借りればOKでしたが、苫小牧はバスも電車もそこまで強くはないので、車がないと日常生活も大変です。

 そもそも車がなければ現場に行くこともできないし、一日に複数の現場を行き来することもザラだったりするので、車を持っていなければ仕事になりません。

 車を持っているということは自動車保険や車検、燃料代や税金などのコストも少なくありません。

 僕の場合は父の車を使わせて貰っていますが、父はとっくに定年退職していて最近では車にも乗っていないので、こうした車の維持にかかるコストは自分持ちです。

 新しく車を買わなくて済んでるだけ恵まれていますが、いずれ実家を出るときには自分の車を持たなければならないので、そのときはまた痛い出費になってしまうと思います。

 そして北国なので、暖房にもお金がかかります。

 冬だと夜は気温がマイナスになることも当たり前で、ストーブを使用しなければ部屋の中も非常に寒いのですが、無暗にストーブを焚いていると燃料もあっという間になくなってしまうので、室内でもヒートテックなどのインナーは欠かせません。

 普通に生活するだけでも、関東に比べて北海道はかかるコストが大きく、今後実家を出るとなればより高くつくことは覚悟しないとなと感じています。

負け組コンプレックスが膨らむ

 30を過ぎて地元に戻り、今は兄の仕事を手伝っている僕ですが、とにかく負け組コンプレックスが半端ないです。

 地元に残った同級生の友人は既に家庭を持っていたり、役職を貰ってプレッシャーを感じながらも充実した日々を送っているようですが、高校卒業後関東で仕事を転々とし、これと言って資格もスキルもないまま10年以上過ごしてしまい、なんの成果も出せないまま関東から地元に戻ってきてしまい、収入も月20万程度しかない僕は友人達だけでなく同年代からも大きく差を付けられてしまっており、なにも持っていない、言い訳しようのない負け組となってしまっています。

 そして今は実家で暮らしていますが、30にもなって実家で暮らしている人間に対する印象はあまり良くはありません。

8つ目ですが、実家暮らしをしてる人もちょっと危ないですね。

もちろん実家暮らしの方がコストを抑えられるし、コスパの良い生活はできますよ。

フリーランス初期の頃はお金がないから固定コストを下げれば楽にはなるけど、実家暮らししてると親からの洗脳に抗えないんですよ。

 特に成功している人は上記のように、実家暮らしに対して辛辣な意見を述べていることが多いです(やまもとりゅうけん氏はもっとバッサリ実家暮らしを否定している記事がありましたが、今は見れなくなってしまっています)。

 実際、実家暮らしをしていると、同居している父親からあれこれ小言を言われたり、行動も制限されてしまうので一人暮らしをしていた時に比べると自由度は遥かに下がります。

 関東にいた頃ヒゲ脱毛に通っていたゴリラクリニックにも、唯一店舗がある札幌まではかなり距離があり、そもそもヒゲ脱毛なんて傍からすれば訳の分からないことの為にそれだけの時間と手間を費やすなど父に知られればどんな文句を言われてしまうかもわからないので、実質通うことも不可能になってしまいました。

 一人暮らしという最高の環境を捨て、わざわざ実家暮らしという選択を選んでしまったという点でも、僕はやっぱり負け組なんだろうなあと、コンプレックスが膨らんでしまっている状況です

地元に戻って良かったこと

とりあえずコロナで社会的に死ぬことはない

 寒い、金かかる、自由も少ないと、正直戻って来たことを後悔したくなる地元での暮らしですが、良かったことと言えば、コロナ禍真っただ中の今の日本でも、失職や住居を失うなどの社会的な死に繋がるダメージは受けずに済んでいるということでしょうか。

 僕は実家に四万程度生活費を入れていますが、極端な話、実家暮らしなら仕事を失って無職になり、この生活費を払えなくなったとしても、家賃が払えずホームレスになってしまうことや食うに困るような危険性はとりあえずありません。

 派遣社員をしながらの一人暮らしは自由で気楽でしたが、契約を切られればあっという間に困窮してしまう危険と隣り合わせでしたし、事実夏頃からコロナの影響で仕事も目減りし、収入も減っていたので、あのまま一人暮らしを続けていたら遠からず困窮してしまうのは避けられなかったでしょう。

 コロナの影響で仕事も住む場所も失ってしまう人達の話を見る度に、とりあえず頼れる家がある分だけ、自分は幸福なんだなと実感しています。

……正直実家で暮らしているメリットはそれくらいしかありません。

ぶっちゃけ後悔しているがもう遅い

 半年程地元で暮らして強く感じているのは「やっぱり戻ってこない方が良かったかな」という後悔の気持ちです。

 ここ数年間、誰かに干渉されることもなく、低所得だけど責任もなく気楽な生活を謳歌していた自分にとって、四六時中親から干渉を受ける実家暮らし、北国の寒さ、派遣社員よりは給料はいいけど責任はずっと重い今の建設会社での仕事、正直どれもかなりキツイなあという感じです。

 親に干渉されること、寒さ、建設業での仕事が嫌で関東での一人暮らし、そして派遣社員という生き方をしていた筈なのに、自分にとっては最良だった筈の環境をみすみす捨てて、わざわざ自分にとっては一番嫌な環境に戻ってしまった自分の浅はかさを呪わずにはいられません。

 ただ、時は戻せないし後悔ばかりしても仕方ありません。

 実家暮らしである程度生活に余裕が持てているこの現状を好機と考え、今後を少しでも良い方向に持っていけるように、前向きに考えたい次第です。

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