髪を切るときは近所の床屋か千円カットで済ませるような典型的なダサい奴だった僕だけど、流石にそれじゃあかんと感じて、二年くらい前から美容室に通うようになった。

 原宿のオシャレな美容室で髪を切ってもらうようになり、以前のダサすぎる髪形よりは遥かにマシになってるとは思うが、コロナの影響もあってなんとなく美容室に行きづらい雰囲気になってしまい、三カ月近く髪を伸ばし続けていたら流石に見苦しいことになってしまった。

 コロナがいつ収束するかもわからないし、バリカンで坊主にすることも考えたが、折角伸ばした髪を全部刈ってしまうのはちょっともったいない……そう思った僕は、自分で髪を切ってみることにしたのだった。

用意する物

ハサミ(セニングとシザー)

 まずはこれがないと始まらないよねってことで、二千円くらいのはさみをセットで購入。

 上が髪を短く切る為の普通のはさみ(シザー)で、下が髪のボリュームを減らす為のすきばさみ(セニング)だ。

 プロが使う奴は一本一万円以上とかザラらしいけど、我々が自分でやる分にはこれくらいの物でも充分事足りると思う。

参考動画

 今回はこの動画を参考に髪を切った。

 セルフカットのやり方を説明した動画はyoutubeに多く、もっと上手い動画もあるかもしれないが、美容室に行くことができない状況での応急処置という目的にはこの動画が一番目的に合っていた。

 というか、たとえどれだけ懇切丁寧に説明してもらっても、美容学校に通った訳でもないド素人が一回目で上手く切れるワケがないし、あくまで動画は全体の流れを理解できれば十分だと思う。

いざ実践!

セニングでボリュームを減らす

 まずはセニングでボリュームを減らしていく。

 毛束を掴んで引き出し、根元から先っぽに向けてセニングを入れていく。

 同じ個所だけセニングを入れるのではなく、徐々に前に移動していくこと、手で掴んで重いと感じた個所を狙ってはさんでいくことがコツらしい。

 初めてやる人がそこまで細かい感覚を掴めるとは思えないので、最初はざっくりとボリュームを減らすことを目標にザクザクセニングを入れていくといいと思う。

シザーで短くする

 ある程度セニングでボリュームを減らすことができたら、シザーで髪を短く切っていく。

 横にバッサリ切るのでぱっつんになってしまって不自然なので、髪を持ち上げ、毛先に縦にシザーを入れていく。

 ただ、前や横の髪は縦に切ることは難しくないが、後ろの髪になると一人ではそこまで器用に鋏を動かせないので、横にバッサリ切るようになってしまうが。

  これもやはり初めての人がそうそう上手く出来るものではないので、ざっくり髪を短くする感じでいいと思う。

 そうして切り終わり、ワックスをつけたのがこちら。

 と言っても実際は切った直後に撮ったのではなく、半月程度経過した状態なのだけど……。

 少なくとも最初の状態よりはだいぶスッキリして清潔感は得られたのではなかろうか。

結果と反省

前後左右の感覚が掴みづらい

 まず最初に戸惑ったのが、鏡を見ながらはさみを動かすとき、前後左右の感覚が上手く掴めず混乱してしまうことが多いということだ。

 切りたい箇所にはさみを動かそうとしても、実際は思うようにはさみが動かせず、何もない場所をひたすらチョキチョキ切り続けてしまったり、ほんの少し飛び出てる箇所を切りたいだけなのに上手くはさみが接触せずに数分間苦戦したりと、まるでラジコンでも捜査しているようなもどかしさを感じてしまった。

襟足は鬼門

 襟足を短く切ることは非常に難しかった。

 前述したように縦に切ることが難しいのでどうしても横にバッサリ切ることになってしまうのだが、当然の様に左右で長さが違ってしまったり、不自然に長い箇所ができてしまったりする。

 鏡を二枚使って襟足が不自然になってないかにらめっこをしながら微調整を何度も繰り返すのは正直しんどかった。

セルフカットは意外と面白い?

 初めてのセルフカットは一時間半程度で終了したが、個人的には結構面白かったかなというのが本音だ。

 うざったかった髪がセニングによってどんどん軽くなっていくのは中々気持ちよかったし、切り終わった後も自分としては思ったよりも酷いことにはなってなくてそれなりに満足している。

 ただ、ド素人故に時間が立つと中途半端に長い箇所や短い箇所の差が目立ち始めたりと、クオリティはやはり素人レベルだが……素人の自分がいきなり完璧にこなしてしまえば美容師の人の立場がなくなってしまうので、これは至極当然だろう。

 個人的にはそういう不自然な箇所が見つかったら自分で切って修正していくのが結構面白かったりするし、回数を重ねればセルフカットも苦ではなくなるかなと感じた。

 緊急事態宣言は解除に向かってるものの、まだ美容室には行きづらいという男性諸氏は、思い切ってセルフカットに挑戦してみてはいかがだろうか(こんなブログに進められるまでもなくやってる人はやってそうだけど)。

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